NY株反落、157ドル安 米輸入制限に懸念 

 【ニューヨーク共同】週明け12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前週末比157・13ドル安の2万5178・61ドルで取引を終えた。トランプ米政権が発動を決めた鉄鋼とアルミニウムの輸入制限に対する懸念が相場の重しとなった。

 航空機のボーイングと建設機械のキャタピラーは、鉄鋼などの原材料輸入コストがかさみ、販売面でも不利になるとの見方から株価が大きく下落した。ダウ平均の下げ幅は、一時183ドルまで拡大した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は7営業日続伸し、27・51ポイント高の7588・32と2営業日連続で終値の最高を更新した。


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