名鉄、始発から運転再開 架線230メートル損傷 

 愛知県の中部空港と知多半島を結ぶ橋の上で名鉄空港線の架線などが約230メートルにわたり損傷したトラブルで、名古屋鉄道は11日朝、復旧作業を終え、上下線で運転を見合わせていた常滑―中部国際空港間の運転を始発から再開した。

 名鉄によると、10日夜から損傷した架線や金具の修理などを実施。損傷した原因については調査を続ける。

 名鉄空港線は9日午前6時35分ごろ、新鵜沼駅(岐阜県各務原市)に向け、中部国際空港駅を出発した回送電車が停電のため橋の上で停車。前から2両目のパンタグラフが車両の上部から外れかけ、架線も230メートルにわたり損傷した。


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