震災7年、2539人が依然不明 警察庁まとめ 

 警察庁は9日、東日本大震災の発生から11日で7年となるのを前に、被害と警察の活動状況について発表した。行方不明者は依然として2539人に上り、死者数は1万5895人。岩手、宮城、福島の3県では3600人超の警察官が、遺体の捜索などを継続している。

 都道府県別の行方不明者数は、最多が宮城の1223人。岩手の1116人、福島の196人が続き、千葉が2人、青森と茨城がそれぞれ1人だった。

 死者数は、宮城が9540人、岩手が4674人、福島が1614人。茨城は24人、千葉は21人、東京は7人、栃木と神奈川は4人、青森は3人、山形は2人、北海道と群馬は1人だった。


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