2018年3月8日 08:50 | 無料公開
ビーチで日光浴する女性=2016年、東京・お台場
ビタミンDの血中濃度が高いと、がんになるリスクが下がるとの研究結果を、国立がん研究センターの山地太樹室長(分子疫学)らが8日、英医学誌BMJに発表した。
ビタミンDは日光に当たると体内で作られ、食物からも摂取できる。ただ、取りすぎの害も指摘されるため、山地さんは「適度な日光浴や、魚が多めの食事を心がければ、ある程度のがん予防になるのではないか」と話している。
山地さんらは1990年代から約16年間、40~69歳の男女約3万4千人を追跡した。