ラーメン「一蘭」社長ら書類送検 外国人留学生ら違法労働の疑い 

「一蘭」の店舗=2017年11月29日、大阪市

 大阪・ミナミの店舗で外国人留学生らを違法に働かせたとして、大阪府警南署は6日、入管難民法違反(不法就労助長)と雇用対策法違反の疑いで、全国で豚骨ラーメン店を展開する「一蘭」(福岡市博多区)の吉冨学社長(53)と、法人としての同社を書類送検した。6日までに入管難民法違反容疑で労務担当の女性社員(39)ら計6人も書類送検した。

 南署によると、7人は容疑を認め、吉冨社長は「不法就労は認識していたが本社の労務担当の部署に任せきりだった。コンプライアンス(法令順守)が徹底されておらず、責任は私にある」と話している。


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