セブンが3月から時差通勤制度 1万人対象 

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)が3月以降、社員の時差通勤制度を導入することが21日、分かった。セブン&アイ本体と傘下コンビニのセブン―イレブン・ジャパンの計約1万人が対象になる。育児などの都合に合わせた柔軟な働き方を後押しする。

 制度名は「スライドワーク」。通常の勤務時間帯は午前9時~午後5時半だが、午前8時か10時の始業も選べるようにし、それに合わせて終業時刻を1時間ずつ前後させる。基本となる1日の実労働時間は7時間45分で変わらない。一人一人が時間を管理する意識を高め、生産性が向上することも期待している。


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