風神雷神図屏風を3Dで鑑賞体験 京都・建仁寺所蔵の国宝 

専用のゴーグル型端末を身に着け「風神雷神図屏風」の作品世界を鑑賞体験するイメージ。右の僧侶は3D映像で登場する

 京都市東山区の建仁寺が所蔵する国宝「風神雷神図屏風」の複製品を前に専用のゴーグル型端末を身に着けると、3D(立体)映像で作品世界を体験できる新技術が完成し、建仁寺で21日、報道陣に披露された。

 22~24日に建仁寺で、28日~3月2日は京都国立博物館で一般公開される。それぞれ拝観料や観覧料が必要となる。

 マイクロソフトのゴーグル型端末「ホロレンズ」の複合現実(MR)技術を使い、博報堂などが開発。端末を装着すると、目の前に僧侶が立体で現れ、琳派の歴史などを説明、会場となる和室の天井付近に風神と雷神が飛び出す。


  • LINEで送る