東京都、局長公用車送迎を継続 当初方針を一部撤回 

 東京都は21日、局長ら幹部の公用車送迎を4月から廃止するとしていた方針を一部撤回し、局長のうち15人は現行通り専用車を配置し、朝晩の送迎を継続すると発表した。廃止対象となるのは小池百合子知事の特別秘書2人と中央卸売市場長ら5局長で、日中の公務の移動などは共用の公用車を利用する。

 都は、災害時に優先的につながる携帯電話の支給で連絡体制が確保されているなどとして専用車廃止を決めていた。方針転換の理由について「緊急時への即応には手段を複数確保するのが望ましく、業務に常時対応できる体制が引き続き必要」と説明している。


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