2018年2月21日 09:12 | 無料公開
【ワシントン共同】米宇宙ベンチャーのビゲロー・エアロスペースは20日、民間で初となる独自の宇宙ステーションを2021年に地球を回る軌道に打ち上げると発表した。社長のロバート・ビゲロー氏は「有人宇宙開発を目指す外国政府の需要を見込んでいる」と話しており、新会社「ビゲロー・スペース・オペレーションズ」を創設、運用に当たる。 トランプ米大統領は、米航空宇宙局(NASA)などが運用する国際宇宙ステーションへの資金拠出を25年で終了させ、民間に運用を任せる方針を示した。中国も独自のステーションを開発し、諸外国に開放する構え。宇宙利用の顧客獲得競争が熱を帯びそうだ。