2018年2月21日 05:57 | 無料公開
【ニューヨーク共同】米事務機器大手ゼロックスの大株主である米著名投資家カール・アイカーン氏と、米実業家ダーウィン・ディーソン氏は20日、ゼロックスの株主に対し、競合他社や投資会社への身売りを提案する共同声明を発表した。高額の支払いが期待できることを理由に挙げた。 アイカーン氏らは声明で、富士フイルムホールディングス(HD)によるゼロックス買収に対し、改めて反対を表明した。 一方、ゼロックスも同日、声明を発表した。アイカーン氏らによる書簡は富士ゼロックスとの経営統合を傷つける誤った勧誘だと批判し、経営統合を推進すべきだと主張した。