東京円、一時107円台 日米金利差を材料に下落 

 20日の東京外国為替市場の円相場は一時1ドル=107円01銭まで下落した。107円台を付けたのは15日以来。米長期金利が時間外取引で上昇する場面があり、日米金利差拡大を材料視した円売りドル買いが進んだ。

 午後5時現在は、前日比41銭円安ドル高の1ドル=106円97~98銭。ユーロは06銭円高ユーロ安の1ユーロ=132円21~25銭。

 20日は決済集中日に当たり、国内の輸入企業から支払いに充てるためのドル買いも入った。

 一方、市場では「米株安再燃への警戒感は根強く、安全資産とされる円を売ることに慎重な投資家も多い」(外為ブローカー)との声があった。


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