2018年2月20日 17:37 | 無料公開
正面写真（右下）だけを登録した男性が、サングラスを着用したり斜めを向いていても検知できるパナソニックの認証ソフトウエアの画面＝２０日
パナソニックは２０日、サングラスを着用していたり斜めを向いたりしている顔でも検知可能な高精度の認証ソフトウエアを、８月に発売すると発表した。空港や駅、商業施設やスタジアムでの利用を想定しており、年内にはマスク姿でも認証できるよう機能を拡張。２０２０年東京五輪に向けたセキュリティー需要の拡大に対応する。
新たなソフトは、監視カメラに写った人物の顔をサーバー内に登録された顔の画像データと照合し、一致する人物かどうかを判定する仕組み。人工知能（ＡＩ）が自ら学習する「ディープラーニング（深層学習）」と呼ばれる技術を使って精度を向上させた。
