えびの高原、噴火警戒レベル2に 火山性地震が増加 

 気象庁は20日、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山・えびの高原(硫黄山)周辺の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。

 気象庁によると、19日から火山性地震が増加。小規模な噴火が発生する恐れがあるとして、火口から約1キロの範囲で噴石に警戒する必要があるとしている。

 えびの高原の周辺では15日以降、低周波地震も増加。活発な噴気活動が確認され火山活動が高まっていることから、レベルを引き上げた。

 霧島連山ではほかに、新燃岳がレベル3(入山規制)、御鉢がレベル2となっている。


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