天皇退位の儀式、国事行為に 政府、第2回準備委会合 

天皇陛下の退位と皇太子さまの新天皇即位を巡る準備委員会の会合であいさつする菅官房長官(右)=20日午前、首相官邸

 政府は20日午前、2019年4月30日の天皇陛下の退位と翌5月1日の皇太子さまの新天皇即位を巡り、菅義偉官房長官をトップとする準備委員会の第2回会合を首相官邸で開いた。退位の儀式を「退位の礼」とし、具体的な式典の名称を「退位礼正殿の儀(仮称)」と決定。内閣の助言と承認が必要な「国事行為」と位置付ける。退位特例法に基づき退位する陛下に、首相が国民の代表として感謝の意を伝達。陛下が国民に最後のお言葉を述べる段取りとする。

 政府は、こうした内容をまとめた基本方針を3月中旬にも策定する考え。


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