2018年2月19日 17:26 | 無料公開
ユニセフが支援するエチオピア西部の医療施設で、ポリオの経口ワクチンを投与される新生児=1月(ユニセフ提供・共同)
【ニューヨーク共同】国連児童基金(ユニセフ)は20日付で、世界各国の新生児死亡率を比較する報告書を発表した。日本が最も低く「赤ちゃんが最も安全に生まれる国」と指摘する一方、最悪のパキスタンは約50倍の高さ。ユニセフは新生児の死亡は大半が予防可能だとして、死亡率が高い国々への支援を訴えた。
生後28日未満で死亡した乳児の割合(2017年時点の推計)を比較。日本は千人当たり0・9人で、アイスランドの同1・0人、シンガポールの1・1人が続いた。先進国でもカナダ(38位、3・2人)や米国(41位、3・7人)は順位が低かった。
最も多かったパキスタンは45・6人。