石破氏、首相の政治手法に苦言 「自民の議論を無視」 

 自民党の石破茂元幹事長は18日放送のラジオ日本番組で、安倍晋三首相の官邸主導の政治手法に苦言を呈した。「憲法9条改正議論もそうだが、首相は自民党内で積み上げたものを無視する形で『自分はこうなのだ』と言うことが時々ある」と述べた。

 昨年の衆院選直前に消費税増収分を幼児教育無償化などに振り向ける使途変更を打ち出したことも例に挙げ「党内でそんな話は聞いたことがなく、ひっくり返って驚いた。政策はきちんとした数字を基に提示されるべきだ」と不満を語った。番組は6日の収録。


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