河野外相、北朝鮮へ圧力継続要請 ドイツ安保会議で演説 

 【ミュンヘン共同】河野太郎外相は16日夜(日本時間17日朝)、ドイツで開幕した「ミュンヘン安全保障会議」で演説した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に核放棄を迫るため「圧力をかけ続ける必要がある」と述べ、国連安全保障理事会の制裁決議を厳格に履行するよう参加国に要請した。

 北大西洋条約機構(NATO)加盟国を中心に閣僚や軍幹部らが多数参加する国際会議で、圧力路線の維持を掲げる日本政府の方針への理解を広げる狙いがある。

 演説で河野氏は、北朝鮮に核保有を認めれば、核拡散防止条約(NPT)は骨抜きになりかねないとの危機感を強調した。


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