高校生の就職内定率91・5% 昨年12月末、8年連続で上昇 

 今春卒業予定で就職を希望している高校生の2017年12月末時点の就職内定率は前年同時期より0・6ポイント上がり91・5%だったことが16日、文部科学省の調査で分かった。8年連続の上昇で、文科省は「製造業や小売業、建設業を中心に企業の採用活動が活発化している」としている。

 昨春卒業の高校生が対象の調査では、17年3月末時点の就職率は98・0%だった。

 調査は全国の国公私立高を卒業予定の約106万4千人のうち、就職を希望する約18万7千人を対象に都道府県教委などを通じて実施。このうち内定者は約17万1千人だった。


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