がん手術後、70代男性死亡 日大歯学部病院 

 日大歯学部付属歯科病院(東京都千代田区)で昨年9月、がんの手術を受けた70代の男性が、手術後に容体が急変して死亡していたことが16日、捜査関係者や同院への取材で分かった。警視庁神田署が手術や術後の対応などにミスがなかったか、経緯を慎重に調べている。

 捜査関係者や同院によると、男性は口腔がんの一種である舌がんが首のリンパ節へ転移し、昨年9月25日、同院で転移したがんの切除手術を受けたが容体が急変。同日、搬送された別の病院で死亡した。

 搬送先の病院が同署に連絡した。神田署は遺体を解剖するなどして調べている。


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