2018年2月16日 10:42 | 無料公開
16日午前の東京外国為替市場は、米財政の先行き不安から、相対的に安全な資産とされる円が買われ、一時、2016年11月以来約1年3カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=106円近辺で取引された。 午前10時現在は、前日比13銭円高ドル安の1ドル=106円23~24銭。ユーロは09銭円高ユーロ安の1ユーロ=132円85~89銭。 前日のニューヨーク外国為替市場で、一時1ドル=106円03銭をつけた流れが波及し、東京市場も円が買われて始まった。 市場では「米国の長期金利の上昇がどこまで続くかが不安視され、投資家のリスク回避姿勢が強まっている」との声も聞かれた。