デンマーク女王の夫が死去 ヘンリック殿下 

 ヘンリック殿下(デンマーク王室の女王マルグレーテ2世の夫)13日、首都コペンハーゲン郊外のフレデンスボー城で死去、83歳。肺の疾患のため1月末に入院したが、「最期の時」を家族と過ごすため同日退院していた。王室が14日発表した。王室は1カ月間、喪に服すという。

 34年、フランス南西部タランス生まれ。フランスの外交官として英国に赴任中、英国に留学中だった現女王と出会い67年に結婚した。夫妻はフレデリック皇太子ら2人の子をもうけた。

 16年に公務から引退。17年9月に認知症と診断された。


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