地方生活の魅力アピールを 移住促進で有識者会議 

 政府は14日、東京一極集中の是正を目指し、若者らに地方生活の魅力を訴えるための有識者会議の初会合を東京都内で開いた。慶応大の樋口美雄教授が座長となり、5月の提言取りまとめに向けて月1~2回のペースで開催する。

 初会合では、梶山弘志地方創生担当相が「地方には新鮮な農産物も子育てをしやすい環境もある。情報発信のアイデアを出してほしい」と呼び掛けた。出席者からは、将来のUターンにつなげるため10代のうちに故郷の良さを教えるべきだとの意見などが出た。

 委員には、宮崎市に住む歌人の俵万智さんや、立命館アジア太平洋大(大分県別府市)の出口治明学長らが名を連ねた。


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