乳児暴行死で懲役10年判決 元保育士に、横浜地裁 

 神奈川県平塚市の認可外保育施設「託児所ちびっこBOY」で2015年12月、生後4カ月の男児に暴行して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた元保育士角田悠輔被告(36)の裁判員裁判で、横浜地裁は14日、懲役10年(求刑懲役13年)の判決を言い渡した。

 深沢茂之裁判長は判決理由で、防犯カメラの映像などから男児は施設内で暴行されたと認定し、「被告以外に犯行の可能性はない」と指摘。「何もやっていない」との角田被告の供述は「不自然、不合理で信用できない」と退けた。


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