NY連続爆発被告に終身刑 拘置所でも過激思想説く 

米ニュージャージー州の法廷に出廷したアハマド・カーン・ラヒミ被告=2016年12月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】2016年9月に米ニューヨーク中心部などで起きた連続爆発事件で、ニューヨークの連邦地裁は13日、公共の場での爆発物使用などの罪で、アフガニスタン出身のアハマド・カーン・ラヒミ被告(30)に終身刑を言い渡した。

 AP通信によると、検察はラヒミ被告が反省の態度を示しておらず、勾留されていたニューヨークの拘置所内で他の被告に過激思想を吹き込もうとしたと明らかにした。

 検察の発表などによると、ラヒミ被告は16年9月17日、ニューヨーク・マンハッタンの2カ所に手製の圧力鍋爆弾を仕掛け、うち一つを爆発させて30人以上を負傷させた。


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