五輪選手に自らを重ね 「鍛錬、精進」と錦戸亮 

 人気アイドルグループ「関ジャニ∞」の錦戸亮が、主演映画「羊の木」の東京都内での舞台あいさつに登場。開催中の冬季五輪と同じく「4年ぶり」の映画出演となった錦戸はアスリートたちに自分を重ね、「しっかり鍛錬、精進し、すてきな映画を届けられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 寂れた港町の日常が、国の新制度にのっとって殺人歴のある元受刑者6人を受け入れたことで、変化していくストーリー。錦戸は主人公の市役所職員、月末を演じている。

 作品中に訪れる“衝撃の展開”にちなみ、舞台あいさつにも驚きの演出が施されることに。

 お米好きの錦戸と共演の木村文乃に、ロケ地・富山県産のお米計80キロがプレゼントされるサプライズ。だが、錦戸はなぜか後ずさり。「これが爆発しないかと。警戒してしまって」。戸惑いの表情を見せるあたりは、役柄をほうふつとさせた。

 最後にあいさつした錦戸は「今、日本中が平昌冬季五輪で盛り上がっているが、培ってきた練習や経験がものをいうと思う」と出場選手たちへ尊敬の念を示した。さらに「(自分は)次は4年後じゃなく…」と次の映画作品への早期出演に意欲を見せていた。


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