2018年2月12日 20:13 | 無料公開
第43期棋王戦5番勝負第1局で、永瀬拓矢七段(右)を下し、先勝した渡辺明棋王=12日夜、宇都宮市
将棋の渡辺明棋王(33)に永瀬拓矢七段(25)が挑戦する第43期棋王戦(共同通信社主催)5番勝負の第1局は12日、宇都宮市の宇都宮グランドホテルで指され、午後7時55分、189手で先手の渡辺棋王が先勝した。
前期、永世棋王の資格を得た渡辺棋王は6連覇を目指し、永瀬七段は初タイトル獲得を狙う。
渡辺棋王は矢倉で堅く守った後、歩を巧みに使って攻撃を仕掛け、終盤、永瀬七段の粘りを封じた。
持ち時間各4時間のうち、残りは共に1分。
第2局は24日、金沢市の北國新聞会館で行われる。