奉納土俵入りの綱お披露目 稀勢の里の地元、茨城県牛久市 

横綱稀勢の里関から茨城県牛久市に寄贈された綱と記念写真に納まる父萩原貞彦さん(右)と母裕美子さん=9日午後、牛久市役所

 茨城県牛久市は9日、地元出身の横綱稀勢の里関が、明治神宮(東京)で奉納土俵入りの際に締めた綱のお披露目式を開いた。今後、市役所のロビーで常設展示する。

 綱は重さ6・4キロ、長さ4・1メートル。横綱に昇進した直後の昨年1月に奉納土俵入りで使われ、市民栄誉賞受賞のお礼として寄贈された。

 式には、稀勢の里関の両親ら約100人が出席。綱が披露されると拍手が起こった。父の萩原貞彦さん(72)は式後に「(地元に)こういう形で恩返しできて感慨深い」と話した。


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