金正恩氏妹が韓国入り 10日、文氏と南北会談 

韓国の仁川国際空港に到着した金与正氏(中央)ら北朝鮮の高官代表団=9日(共同)

 【平昌、ソウル共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正氏ら高官代表団が9日、韓国入りした。与正氏は平昌冬季五輪の開会式に出席し、文在寅大統領と握手した。代表団は11日まで滞在し、10日午前11時からソウルの大統領府で文氏と会談する。

 韓国大統領府によると、開会式前の9日のレセプションで、ペンス米副大統領はほかの首脳とは握手をしたが、北朝鮮代表団トップで党序列2位の金永南最高人民会議常任委員長とは握手や会話をしないまま5分ほどで会場を後にした。開会式でもペンス氏は与正氏と近い席に座ったが、米政府当局者によると接触はなく、あえて避けたとの見方がある。


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