東証、午前終値2万1185円 一時700円超下落 

 9日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落し、下げ幅が一時700円を超えた。これに先立つ8日のニューヨーク株式市場で、米国の金利上昇への警戒感からダウ工業株30種平均の終値が前日比1032・89ドル安の2万3860・46ドルと、過去最大となった5日に次ぐ下げ幅を記録。東京市場は全面安の展開となり、アジア株も下落した。世界的な株安の連鎖が再燃しかねない情勢で、デフレ脱却に向け賃上げを目指す今春闘に悪影響を与える恐れもある。

 日経平均の午前終値は前日終値比705円10銭安の2万1185円76銭。


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