北朝鮮が軍創建70年でパレード ミサイル「火星15」誇示 

朝鮮人民軍創建70年の記念日を迎え、平壌で行われた軍事パレードの映像。北朝鮮の朝鮮中央テレビが8日放映した(共同)

 【北京、ソウル共同】北朝鮮は8日、朝鮮人民軍創建70年の記念日を迎え、首都平壌の金日成広場で軍事パレードを実施した。昨年11月に発射し、米本土を射程に収める新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」も登場した。金正恩朝鮮労働党委員長は演説で米国との対決姿勢を強調した一方、核開発には直接言及しなかった。朝鮮中央テレビが同日夕、録画を放送した。

 北朝鮮は外国メディアの取材を一切許可せず、生中継もしなかった。近年では異例の対応で、平昌冬季五輪の開幕を9日に控え、国内向け行事として行うことで、韓国との関係改善を軌道に乗せる狙いとみられる。


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