2018年2月8日 15:43 | 無料公開
防衛省沖縄防衛局で開かれた環境監視等委員会=8日、沖縄県嘉手納町
防衛省沖縄防衛局(沖縄県嘉手納町)は8日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の埋め立て予定海域で昨年11月に見つかった希少サンゴ10群体のうち9群体について、移植に必要な特別採捕許可を近く県に追加申請する方針を示した。1群体については1月に申請済み。
局内で同日開いた辺野古周辺の環境への影響を検討する「環境監視等委員会」で表明した。沖縄防衛局によると、新たに申請するのは環境省の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)に掲載されている絶滅危惧2類の「オキナワハマサンゴ」8群体と、準絶滅危惧の「ヒメサンゴ」1群体という。