東証続伸、終値245円高 米金利警戒、値動き荒く 

東京証券取引所=東京・日本橋兜町

 8日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、終値は前日比245円49銭高の2万1890円86銭となった。今週前半の急落に伴い、値ごろ感のある銘柄の買い戻しが優勢だった。米長期金利の上昇で金融市場が混乱するとの警戒感から横ばい圏まで急失速する場面もあり、荒い値動きが目立った。

 東証株価指数(TOPIX)は15・78ポイント高の1765・69。出来高は約18億2千万株。

 平均株価は6日に1071円安となったが、7日の反発は勢いが弱く、8日は割安さの残る銘柄に買い注文が入った。


  • LINEで送る