福島第2原発の建屋で発煙 放射性物質の漏えいなし 

 8日午前9時ごろ、福島県楢葉町の東京電力福島第2原発(停止中)1、2号機の廃棄物処理建屋で、火災が発生したと警報が鳴った。建屋2階の冷凍機室内のモーターから煙が出ているのを作業員が確認して消火器を使用し、通報を受けた地元の消防隊員が約40分後に消し止めた。東電によると、けが人はおらず、放射性物質の外部への漏えいはないという。

 冷凍機室には建屋内の空調を管理する機器などがある。東電が詳しい原因を調べている。

 廃棄物処理建屋は、1、2号機で出た廃液などを処理している。


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