2018年2月8日 11:08 | 無料公開
7日、米ワシントンの議会で演説する民主党のペロシ下院院内総務(米議会提供・ロイター=共同)
【ワシントン共同】米野党民主党の下院トップ、ナンシー・ペロシ院内総務(77)は7日、下院本会議で不法移民対策を中心に約8時間にわたり演説し「不法移民の子を守れ」などと訴えた。米メディアによると、下院本会議での演説時間として史上最長を記録した。
ペロシ氏が訴えたのは、子どもの時に親に連れられて不法入国した「ドリーマーズ」と呼ばれる若者の救済策。トランプ大統領は若者の強制送還を猶予したオバマ前政権の措置を3月5日で打ち切る方針で、ドリーマーズは国外退去されることが懸念されている。
ペロシ氏は「若者は私たちの未来だ。ドリーマーズもそうだ」と強調した。