ラスベガスの「カジノ王」辞任 セクハラ問題で 

 【ロサンゼルス共同】米ラスベガスの「カジノ王」として知られるスティーブ・ウィン氏(76)が7日までに、自らのセクハラ問題を受け、大手ウィン・リゾーツの会長兼最高経営責任者(CEO)を辞任した。米メディアが報じた。

 報道によると、ウィン氏はカジノ経営の認可権を持つ西部ネバダ州などの調査を受けているほか、同社がカジノを経営するマカオでも当局がウィン氏側に説明を求めている。

 ウィン氏は与党共和党に巨額の寄付を行ってきた有力支持者で、元カジノ経営者のトランプ米大統領ともつながりが強い。セクハラ報道を受けて共和党全国委員会の財務委員長を辞任していた。


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