ゲーム依存、6月新疾病に 「重要な課題」とWHO 

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は7日の記者会見で、WHOが新たな疾病として「国際疾病分類」に加える見通しの「ゲーム障害」について「6月に追加される予定だ」と述べた。

 ゲーム障害はオンラインゲームやテレビゲームのやり過ぎにより日常生活が困難になる症状。テドロス氏は取り組むべき「最も重要な課題の一つだ」と指摘。多くの未解明部分があるが、身体活動に影響を与え、病気になったり筋肉障害を引き起こしたりする可能性が高く、新疾病に追加するのは重要だと説明した。

 ゲーム障害はスマートフォンの普及などに伴い、日本など各国で問題化している。


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