ドイツ二大政党、大連立へ合意 党員投票が最終関門 

7日、社会民主党との大連立を巡る協議後、声明を発表するドイツのメルケル首相=ベルリン(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツのメルケル首相率いる連邦議会(下院)第1党の保守、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と第2党の中道左派、社会民主党(SPD)は7日、大連立政権を目指すことで合意した。閣僚ポストの割り振りや実施する政策面で一致した。DPA通信が伝えた。

 SPDは今後、全党員(約46万人)による投票で連立入りの承認を求める予定で、これが大連立に向けた最終関門となる。だが、党員の間では政権参加への反対論が根強く、党執行部が説得できるかどうかが焦点。投票結果の判明に数週間を要するとみられ、政権発足は早くても3月ごろとされる。


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