マケドニア首相、国名変更もある 対立解消に「受け入れ準備」 

 【ウィーン共同】マケドニアのザエフ首相は首都スコピエで6日、国名を巡るギリシャとの対立解消に向け、改称を「受け入れる準備がある」と記者団に語った。ロイター通信などが伝えた。

 マケドニアは1991年に旧ユーゴスラビアから独立したが、ギリシャは、古代アレキサンダー大王の時代以来、マケドニアはギリシャ北部を指す地名だとして国名に強く反発。マケドニアの北大西洋条約機構(NATO)加盟に反対するなど、懸案となってきた。

 ザエフ氏は「(ギリシャとの)交渉がうまくいくといいと思う」と語った。「北マケドニア」「新マケドニア」などの案があるという。


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