2018年2月6日 17:48 | 無料公開
茨城県取手市の藤井信吾市長(左)から表彰状を受け取った最上都寿美さん=6日午後、取手市役所
茨城県取手市は6日、JR常磐線の電車内で1月、乗客だった20代の妊婦の出産を手助けし、女児を取り上げた同市のパート従業員最上都寿美さん(40)を表彰した。藤井信吾市長から表彰状を受け取った最上さんは「思わず出た行動が『すごいね』と言われ、驚いている」と喜び「赤ちゃんには元気にたくましく育ってほしい」と願った。
最上さんによると、1月19日昼に乗車中、隣に座っていた妊婦が顔を真っ赤にして、手すりにつかまっていた。千葉県柏市の柏駅に到着する前、「破水しちゃいました」と妊婦。びっくりし焦ったが、4男1女を産んだ経験が自身を後押しした。