東証、一時1200円超急落 NY株、過去最大の下げ幅 

一時千円超下げの日経平均株価を示すボード=6日午前、東京・八重洲

 6日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落し、下げ幅が一時、1200円を超え、2万2000円を割り込んだ。これに先立つ5日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均の終値が前週末比1175・21ドル安と過去最大の下落となった。2日の米国市場の急落から始まった世界株安の連鎖は止まらず、アジア株も軒並み下げ、市場ではパニック売りの様相を呈した。

 東京市場の下げ幅は、取引時間中としては英国の欧州連合(EU)離脱ショックが広がった2016年6月以来、約1年7カ月ぶりの大きさ。米国の長期金利の上昇をきっかけに、昨年からの上昇基調が一変した。


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