石原派と谷垣グループ合同勉強会 自民党総裁選へ存在感発揮 

 自民党の石原派(近未来政治研究会、12人)と、谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務めている政策グループ「有隣会」(約10人)が、合同の勉強会を開く方向で調整していることが分かった。双方の幹部が週内にも今後の進め方を協議する。9月の党総裁選に向けて存在感を高める狙い。将来的な合流を視野に連携強化を進めていく。関係者が5日、明らかにした。

 合同勉強会は双方の所属議員が参加し、会合には、石原派最高顧問の山崎拓元副総裁と昨年の衆院選に出馬しなかった谷垣氏を講師に招く案が浮上している。石原派側が打診。昨年10月の衆院選以降、水面下で検討が続けられてきた。


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