衆院選で無効票数百水増し 滋賀4区、結果に影響なし 

 滋賀県甲賀市選挙管理委員会は5日、昨年10月に行われた衆院選滋賀4区の小選挙区の開票作業で、投票総数に比べ開票数が数百票足りず、職員がこの数百票分を白票として無効票に水増しして集計する不正があったと発表した。選挙結果に影響はないという。

 市選管によると、今月、市長に通報があり発覚した。関わったのは開票所の統括をしていた男性職員3人で、開票終了後、開票所内で投票用紙が入った投票箱が新たに見つかったが、つじつまを合わせるため、中の投票用紙は処分したという。

 市選管は5日、県選管と甲賀署に事実関係を報告した。


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