2018年2月5日 17:58 | 無料公開
日本原子力発電は5日、東海第2原発(茨城県)の再稼働審査に関するデータに誤りがあった問題を受け、原子炉の老朽状況などを調査する特別点検を追加実施すると発表した。特別点検は今年11月で運転開始から40年となる同原発の運転延長申請に必要な手続きで、昨年11月までに実施したが、データの誤りで点検できていない範囲があった。 原電は同原発の再稼働の審査と運転延長の認可を原子力規制委員会に申請している。再稼働には11月までに審査に合格する必要があるが、特別点検の追加などの対応によって審査に影響が出る可能性もある。