イタリア中部で銃撃 アフリカ人6人けが 

 【ローマ共同】イタリア中部マチェラタで3日、走行中の車から銃撃があり、アフリカ出身の外国人6人がけがをした。うち2人が治療中という。28歳のイタリア人の男が拘束された。同国メディアが報じた。

 男は昨年、反移民を掲げる右派政党「同盟」の候補者として地方選挙に出馬していた。負傷した6人は20代から30代の黒人の男女。男は拘束された際、イタリアの国旗を羽織っていた。

 動機は不明。マチェラタでは最近、18歳のイタリア人女性が切断遺体で見つかる事件があり、ナイジェリア人の移民の男が逮捕された。当局は銃撃事件との関連の有無についても捜査を進める。


  • LINEで送る