名護市長選、4日に投開票 辺野古移設で審判 

沖縄県名護市長選で支持を訴える稲嶺進氏(左)と渡具知武豊氏=いずれも3日午後

 沖縄県名護市辺野古への米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設が最大の争点となった任期満了に伴う名護市長選は4日に投票、即日開票される。移設反対の現職と、安倍政権が支援し、移設推進の立場で活動してきた新人による激戦となった。市民の審判は、深夜に判明する見通しだ。選挙結果は政府が進める移設工事や、12月に任期満了を迎える知事選に影響する可能性がある。

 立候補しているのはいずれも無所属で、3選を目指す現職稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=と、元名護市議の新人渡具知武豊氏(56)=自民、公明、維新推薦=の2人。


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