2018年2月2日 01:04 | 無料公開
中学生初の五段昇段を決め、インタビューに答える藤井聡太棋士=1日夜、東京都渋谷区の将棋会館
将棋界最多の29連勝を達成した最年少プロ、藤井聡太四段(15)は1日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第76期名人戦順位戦のC級2組9回戦で梶浦宏孝四段(22)を破り、9連勝で同1組へ昇級し、規定により同日付で五段に昇段した。中学生が同1組へ昇級し、五段に昇段したのは初めて。
勝利を決めた後、藤井五段は「1年間、順位戦で昇級を目指して戦ってきたので、とてもうれしい。昇段して良かった」と普段と変わらず落ち着いた表情で話した。
藤井五段は15歳6カ月の昇段で、現行制度では最年少記録となる。