2018年2月1日 18:33 | 無料公開
東京電力は1日、強い寒波による暖房の利用増加で需給が切迫するとして、2日の管内の電力使用率が今冬最大の99%になるとの見通しを発表した。「非常に厳しい」水準とされ、他の電力に最大250万キロワットの融通を要請した。家庭にも節電の協力を呼び掛けている。 2日のピークとなる午前9時台に、供給力が5133万キロワットに対し、需要が5103万キロワットまで上昇すると見込まれる。融通を受けなければ供給余力が落ち込み、停電の発生などにつながる恐れもある。要請を受け、東北電力や中部電力などが供給を始めた。