国土面積2・32平方キロ増加 西之島が拡大、地理院 

 国土地理院は31日、日本の国土面積が2017年10月1日時点で、37万7973・89平方キロと発表した。前年同期より2・32平方キロ増加した。小笠原諸島の西之島(東京)が噴火によって大きくなったことが主な要因。

 昨年6月、13年の噴火後初めて作製した地形図を基に面積を算出しており、国土地理院が西之島の増大を国土面積に算入するのは初めてという。

 国土地理院によると、西之島の面積は噴火前より2・43平方キロ大きくなり、2・72平方キロになった。測定は16年12月に実施されており、現在はもっと大きくなっている可能性があるという。


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