熊本・益城町の復興市場ドラマ化 地元で上映会 

 熊本県は、熊本地震で被災した同県益城町の店舗が集まった仮設商店街「益城復興市場・屋台村」を舞台にしたドラマを制作し31日、町内の仮設住宅団地で上映会を開いた。今後、東京などで上映するほか、動画サイト「ユーチューブ」でも公開する予定。

 約20分の短編でタイトルは「ともに すすむ サロン屋台村」。熊本県出身の高良健吾さんと倉科カナさんが美容室を営む夫婦を演じ、地震で店舗を失いながらも、仮設商店街で再起を図る姿を描く。仮設住宅で暮らす被災者もエキストラとして出演している。

 会場の集会所には約40人が集まり、仮設商店街で被災者らが再建に向かう姿に見入っていた。


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