2018年1月31日 11:13 | 無料公開
東京電力福島第1原発事故の後、福島県以外の東北・関東地方の除染で生じた土(除染土)について、環境省は31日、埋め立ての安全性を確認するため、実際に地中に埋めて周辺の放射線量などを測定する実証事業を茨城県東海村と栃木県那須町で実施すると発表した。今年春ごろ開始する。 岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉の7県の計56市町村は、国の財政支援で除染を行い終了した。うち53市町村の学校や公園など約2万8千カ所に除染土計約33万立方メートルが一時保管されており、地元住民らが早急な処分を求めている。